先日、若年者人材採用活動について考える勉強会に参加しました。
売り手市場とは聞いていたものの、就職氷河期と言われていた時代のイメージがベースにあったため、
現在の採用活動の企業側の苦戦ぶりに、衝撃を受けました。
なぜ、企業が採用に苦戦を強いられているのか?
若者の人数が減少。まず、これが大きいことは納得できます。
驚いたのは、給料の高さは、今の人たちには魅力的ではない、ということ。
なんと、「物も情報も豊か」な中で育った世代にとって、給料の額はさほど重要ではないとのことで、
それよりも、社長が自社の魅力・個性・自社の意味づけを伝えることが重要になっている、とのことなのです。
「今の人たち」を知ること、情報を入れて、対応してくことが必要だと学びました。
今の人たちは、「楽しそうな会社を選ぶ」ということなのです。
では、どうしたらよいのか?
① 「ここで働いたら楽しそうだな」と思ってもらえる会社作りをする。
そのためには、まず社長が、「前を向いて、楽しみながら」働いていることが重要だと思います。
② その上で、企業の良さを受け止めてもらうために、「採用担当者」の人選を慎重に(就職先決定の際に影響を与えた人、第一位)
③ 採用後の教育担当も重要であることを認識する。
「ほったらかしだとやめる。構わないとやめる。」という傾向に注意が必要です。
コストをかけて採用したのに、定着しないのはもったいない!
以上のことを学びました。
活気のある会社がどんどん増えて、やりがいを感じながら働ける人(若い人に限らず)が増えていくことを期待しています。